In The Shadows
「影が撮りたいんだよね。」
それと最近その魅力にハマっているのがスナップシューティング。
そしてそうやって撮った写真は何故だか気になる。心に残る。
こんな時、サッと出して、パッと撮れるカメラを持っているということはとても重要。
何故なら頭が話し出す前に指が動かないと多分こんな写真は撮れないから。
(↑この写真なんか、僕の中ではかなり良い部類なんです。意味は分からないけど、そんなのはどうでもいい。見ているだけで心が動くんです。グっとくる。)
だから、GR3との出会いは僕にとってはとても大事なことだった。
このカメラの売り文句「究極のスナップシューター」が持ってるポテンシャルのまだ10%も使ってないだろうけど、今までだけでも十分楽しい。思い切って買って良かったです。
とは言え、いつも簡単に納得がいく写真が撮れるわけじゃない。
考えちゃダメ。
肩に力が入っていちゃダメ。
スケベ心があったらダメ。
なかなか難しい。
これなんか僕の中では悪い例。時間をかけて、狙って撮ったんだけどイマイチ。
何かが足りない。もしくは多すぎるのかな。何だか違和感があって心に残らない。
良い時は、無心、とかいうのがきっと近い。
撮るものに吸い寄せられるんですよね。
なんでこんなものにハマるんだろうって、疑問に思ったりもしたのですが、先日、作家の夢枕獏さんがテレビで言ってたことで少し合点がいきました。
「モノ書きは書くことで、書いた本人が癒される。」
それとやっぱり雲はいい。見てて飽きない。
ありきたりだけど、天国とか、宇宙とか、静寂とか、清浄とか、永遠とか、そんなイメージなんでしょうかね。
この写真は山に住んでる後輩くんと電話で話しながら撮った写真。
これは酔っ払って撮った1枚。
何だかドラゴンの残像みたい。
しかし、色々撮ってもなんで影が好きなのか、結局イマイチよく分からない。
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